ビジネスホテルの支配人様、運営会社・本部のご担当者様。客室や共用部の修繕について、こんな悩みを抱えていませんか?
- 壁紙の剥がれや建具の不具合がある客室を、販売停止にするか、そのまま売るかの判断がいつも悩ましい
- 直したいが、工事の音やホコリで他の宿泊客からクレームが出ないか心配
- 小さな補修を頼める業者が見つからず、傷んだ客室が少しずつ増えている
- 複数ホテルの修繕状況を本部で把握できておらず、気づけば大規模改修になっている
ホテルの修繕には、店舗ともオフィスとも違う特有の難しさがあります。それは「建物が24時間・365日稼働している」ことです。この記事では、店舗・施設の小規模修繕を専門とする私たち『インテリアワーク』が、稼働を止めずにホテルの客室・共用部を直す方法と、販売機会の損失を最小にする修繕計画の考え方を解説します。
ホテルの修繕が難しい3つの理由
1. 「休館して直す」ができない
店舗なら閉店後の深夜に、オフィスなら休日に施工できます。しかしホテルは深夜こそ宿泊客が滞在する時間帯。音・振動・臭いの出る作業ができる時間が極端に限られます。この制約を理解していない業者に頼むと、クレームや低評価レビューという形で、修繕費以上の損失につながります。
2. 傷んだ客室は「売上の機会損失」を生み続ける
壁紙の破れが目立つ客室を販売停止にすれば、その間の売上はゼロ。かといってそのまま販売すれば、口コミ評価の低下という長期的なダメージを負います。1室あたりの補修は数万円でも、販売停止が長引けば損失は補修費を簡単に超えます。ホテルの修繕は「早く・静かに・確実に」がそのまま収益に直結します。
3. 消耗のスピードが速く、箇所が多い
毎日違う宿泊客が使う客室は、住宅の何倍ものスピードで消耗します。スーツケースが当たる壁と建具、湿気がこもるユニットバスまわり、絨毯の擦り切れ、カーテンレールや家具の緩み。1箇所ずつは小さな補修でも、客室数×箇所数で母数が膨大になるのがホテルの特徴です。
稼働を止めない修繕の進め方
「チェックアウト後〜チェックイン前」の時間帯施工
ホテルの1日には、客室が無人になる時間帯があります。おおむね10時のチェックアウトから15時のチェックインまでの約5時間。この枠に収まる作業単位に工事を分解すれば、販売停止ゼロ、もしくは当日1室の停止だけで修繕を進められます。
壁紙の部分張替え、建具の調整、ドアノブ・金物の交換、コーキングの打ち直しなど、小規模修繕の多くはこの時間内で完了できます。私たちは資材と工具を事前に積み込み、時間内に確実に終わる工程だけを組むことで、この運用を実現しています。
「ローテーション修繕」で計画的に直す
全室を一斉に直す改修は、費用も販売への影響も甚大です。おすすめは、稼働率の低い曜日・時期に、数室ずつ順番に直していく「ローテーション修繕」です。
- 全客室の状態を3段階で棚卸しする(A:問題なし/B:軽微な傷み/C:販売に影響)
- C室から優先的に、稼働の谷に合わせて1日1〜3室ペースで補修
- B室は日常の時間帯施工で計画的に解消していく
この方式なら、修繕費が月々の平準化されたコストに変わり、予算管理も容易になります。閑散期にまとめて施工すれば、出張費・養生費の按分でさらに割安です。
音・ホコリ・臭いを抑える施工
稼働中のフロアで作業する以上、養生と作業方法の選択が品質のすべてです。私たちは、粉塵の出る作業の区画密閉と集塵機の併用、低臭タイプの接着剤・塗料の選定、共用部(廊下・エレベーター)の養生と搬入動線の事前確認を標準としています。「工事をしていたことに宿泊客が気づかない」ことを施工品質の基準にしています。
ホテルでよくある修繕と費用の目安
| 箇所 | よくある症状と工事 | 費用目安(税別) |
|---|---|---|
| 客室の壁 | スーツケース傷・家具の擦れ跡のクロス部分張替え(1面) | 30,000円〜 |
| 客室の壁(下地) | 穴あき・凹みの下地補修+クロス復旧 | 25,000円〜 |
| 建具 | ドアの建付け調整・クローゼット扉の脱線修理 | 15,000円〜 |
| ドアまわり金物 | ラッチ・丁番・ドアガードの交換 | 18,000円〜(部品代別) |
| 水回り | ユニットバスのコーキング打ち直し・パッキン交換 | 15,000円〜 |
| 共用部 | 廊下の壁・巾木の補修、エレベーターホールのクロス張替え | 内容によりお見積もり |
※同一館内で複数室・複数箇所をまとめてご依頼いただくと、1箇所あたりの費用を抑えられます。全体の費用感は店舗修繕の費用相場【箇所別一覧】もご参照ください。
本部・運営会社様の管理を楽にする仕組み

複数ホテルを運営されている場合、現場と本部の情報格差が修繕の遅れを生みます。私たちは次の体制で、本部管理をサポートします。
- 写真付き作業報告書を全件提出:どの客室の・どの箇所を・どう直したかが、施工前後の同一アングル写真で確認できます。検収のための現地訪問は不要です(報告書の詳細は作業報告書とは?記載内容と確認すべきポイント)
- 館ごとの修繕履歴の蓄積:「この客室は昨年クロスを張替済み」といった履歴が引き継がれ、ローテーション計画の精度が上がります
- 複数館の一括窓口:ホテルごとに業者を探す必要はありません。フロントスタッフの方が写真を送るだけで、概算と最短の施工日をご案内します
よくある質問
Q. 宿泊客がいるフロアでの作業は本当に可能ですか?
作業内容によります。音や臭いの出ない作業(建具調整・金物交換など)は在館中でも可能です。粉塵や音の出る作業は、チェックアウト後の時間帯か、フロア単位で販売調整いただいた枠で行います。事前に作業内容ごとの影響度をご説明し、ホテル側で判断いただける材料をお出しします。
Q. 1室・1箇所だけの補修でも来てもらえますか?
はい。ドアノブ1つ、壁の傷1箇所から承ります。むしろ小さいうちに直すことが、販売停止のリスクを最小にする方法です。
Q. 夜間の作業はできますか?
共用部など、宿泊客への影響を管理できる範囲であれば深夜・早朝の施工も可能です。ただし客室フロアは音の問題があるため、日中の無人時間帯をおすすめしています。
Q. 対応エリアはどこまでですか?
東京23区を中心に、拠点の赤羽から車で1時間圏内(埼玉県南部含む)です。城北エリア(北区・板橋区・練馬区)は最短即日で対応できます。
まとめ:ホテルの修繕は「時間帯の設計」で決まります
ホテルの修繕は、工事の技術そのものより、稼働と共存する工程設計が成否を分けます。チェックアウト後の5時間で終わる工程、稼働の谷を使うローテーション、気づかれない養生。この設計ができる業者と組めば、販売停止の損失を最小に、館の品質を計画的に維持できます。
まずは気になる客室・箇所の写真をお送りください。修繕の要否、時間帯施工で対応できるか、概算費用をまとめてお答えします。支配人様・本部ご担当者様からのご相談を歓迎しています。
